記事をCSVでまとめて登録「Really Simple CSV Importer」を使ってみよう!



今回は別のCMSで運用していたデータ、これから新規で一気に記事を入れたい場合など、これから記事や画像を登録していきたい向けの内容になります。
使用するプラグイン「Really Simple CSV Importer」は、カスタム投稿・カスタムフィールド(Advanced Custom Fields)もサポートしているのでとても便利ですが、最終更新: 5年前と古いためプラグインに不安があるなら、データ登録が終わったら停止または削除してください。
1下準備
今回データ移行に使う「Really Simple CSV Importer」を、管理画面のプラグインから有効化しておきましょう。
管理画面の「ツール」→「インポート」に進み、CSVインポーターの実行から「サンプルCSVファイルをダウンロード: csv」をダウンロードします。
※投稿にカスタム投稿やカスタムフィールドなどを使用する場合、Wordpressに設定しておきましょう。
2CSVファイルを編集しよう
CSVファイルの編集は、ExcelまたはCassava Editor(フリーソフト)がオススメです。
サンプルCSVファイルを開いて、1行目にかかれたタグはカスタムフィールドがある場合、編集が必要になります。
1行目のタグについて
サンプルCSVの1行目タグを見てみましょう。
post_id | 新しい記事の場合は空白またはなし、すでに登録した記事を編集する場合は記事のIDを入れます。 |
---|---|
post_name | 投稿のスラッグ、空白またはなしでもOK |
post_author | 投稿するユーザーのIDを指定 |
post_date | 記事の日付を指定できます。 入力例:2020/02/07 0:00:00 |
post_type | 投稿の種類を指定します。 投稿「post」、固定ページ「page」、カスタム投稿「カスタム投稿タイプ名」 |
post_status | 公開や下書きなどの投稿ステータスの指定。公開の場合は「publish」 |
post_title | 記事のタイトル |
post_content | 記事の内容。HTML可、画像を表示させる場合はimgタグを使用します。 |
post_category | 投稿(post)カテゴリーのスラッグを指定。複数の場合はカンマ区切り 入力例:family,event,diary |
post_tags | 投稿(post)タグのスラッグで指定。複数の場合はカンマ区切り 入力例:tag1,tag2,tag3 |
custom_field | カスタムフィールドを設置している場合、1行目の「custom_field」をカスタムフィールド名に編集します |
サンプルCSVの1行目に記載されていないものの、よく使うタグ
post_thumbnail | アイキャッチ画像のURLを指定 |
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tax_{taxonomy} | カスタムタクソノミー(カスタム投稿タイプのカテゴリやタグなど)を指定。 例えばproduct_categoryというタクソノミーを設定した場合は「tax_product_category」と編集します。 |
その他にも使用できるタグがありますが、よく使いそうなものだけピックアップしました。
※その他のタグは制作者様のサイト説明文をチェックしてみてください。

▼サンプル
カスタム投稿productに記事を登録したい
記事タイトル、記事コンテンツ、カスタム投稿product、タクソノミーproduct_category、カスタムフィールドproduct_price、アイキャッチ画像を盛り込んだ場合
CSVデータは必ず「UTF-8」で保存する
CSVの編集が終わって、保存をする時には必ず文字コードを「UTF-8」で保存をします。
UTF-8で保存しない場合、インポートする際に「データベースに投稿を追加できませんでした。WP_Postオブジェクトがセットされていません。」とエラーが出て登録ができません。
3CSVデータをアップロードしよう
管理画面の「ツール」→「インポート」に進み、CSVインポーターの実行から編集したCSVファイルを選択して「ファイルをアップロードしてインポート」を行います。

Really Simple CSV Importer Media Plusという派生プラグインが出ていたり、今でも利用者が多いプラグインです。
今回はよく使いそうな部分をコンパクトに説明した形なので、もっと深く使いたい場合は、ぜひ制作者様のサイト説明文を見てください。