手作り結婚指輪の 工房南十字星 様の、Wordpress高速化をさせていただきましたので、その内容を元に重たいWordpressを軽くするポイントをご紹介します。
サイトの内容によって、細かくは変わってくるので参考程度にしてくださいね(2020年9月からGoogleは、検索評価を「モバイル」に統一するので、モバイルの速度改善オススメです!)
改善前の状態
Googleが提供するサイトURLを入れると、サイトスピードを計測する「PageSpeed Insights」
改善前の状態で測定した結果 モバイル3点、パソコン47点
では、この状態からWordpress高速化に向けて、やった内容やポイントをご紹介していきます。
画像処理
サイトスピード測定した時に「改善できる項目」として上げられている
「次世代フォーマットでの画像配信」「オフスクリーンの画像遅延読み込み」「効率的な画像フォーマット」「適切な画像サイズ」
この4つが画像処理に関連する項目で、点数に占める割合が大きくなっています。
改善した方法
・次世代拡張子は、プラグイン「EWWW Image Optimizer」を使ったwebp拡張子への変更
・遅延読み込みは、プラグイン「a3 Lazy Load」を使った遅延処理
・大きさ、ファイルサイズはプラグイン(も使ってましたが、一部は地道な努力…)
・遅延読み込みは、プラグイン「a3 Lazy Load」を使った遅延処理
・大きさ、ファイルサイズはプラグイン(も使ってましたが、一部は地道な努力…)
キャッシュとコードの管理
上記と同じく「改善できる項目」として上げられている
「テキスト圧縮の有効化」「レンダリングを妨げるリソースの除外」
この2点については、画像処理より少し専門的な内容になります。
改善した方法
・function.phpにレンダリングブロック対策のコード記述
・.htaccessにブラウザキャッシュの記述
・プラグイン「Autoptimize」を使ったコードの圧縮
・.htaccessにブラウザキャッシュの記述
・プラグイン「Autoptimize」を使ったコードの圧縮
サーバー、プラグイン、テーマ、その他
ここは「改善できる項目」の「サーバー応答時間の短縮」の内容になりますが、ここはサイトによって大きく変わってくる部分になります。
改善した方法
・サーバーのPHPバージョンを上げる、またはCGI版からモジュール版や、高性能のサーバーへ移転
・必要ないプラグインを削除したり、重たいプラグインをやめる
・テーマに使っていない機能が多ければ、別のテーマにしたりオリジナルテーマを作る
・facebookやInstagram、GoogleMAPなどの外部埋め込みコードをやめる
・必要ないプラグインを削除したり、重たいプラグインをやめる
・テーマに使っていない機能が多ければ、別のテーマにしたりオリジナルテーマを作る
・facebookやInstagram、GoogleMAPなどの外部埋め込みコードをやめる
※改善できる項目はもう表示されていませんが、今回はPHPがCGI版しか使えないサーバー・テーマやプラグインの関係性で妥協した部分があったので、もう少し絞るならこの点かな…。
改善後の状態
改善後に測定した結果 モバイル88点、パソコン99点
モバイルが6秒から2秒に改善!これにサーバーの載せ替え、プラグインの絞り込みや、テーマ改善をすればもっと伸ばせる余地もある結果に◎
WordPress高速化は、調べたり時間をかければ自分でもすることができると思いますが、あちこち触って改善をしていく内容なので自力では少しハードルが高めです。
チャレンジしてみて厳しいな…と思ったら、ぜひ一度ご相談してくださいね。